森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
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電源が入らなくなったパソコンからデータを復旧することは可能なのでしょうか?
まず、起動しないパソコンから主記憶装置(HDD)を取り出すことから始めます。
HDDは、規格で決められて世界共通の部品です。
HDDは、パッケージ部品であり、国際的な規格にのっとって作られております。したがって、HDDを単体で取り出して、他のパソコンに取り付けても動きます(通電はするけど実際にWindowsは起動しないことのほうが多いです)
HDDには、サイズの規格、インターフェースの規格(端子の形)が規格で決まっており、このほかにデータ容量があります。
左から、1.8インチ、2.5インチ、3.5インチの3種類くらいが主流となってます。1.8インチは、かなり小さなモバイルPC(最近は少ないです)2.5インチはノートPC,3.5インチはデスクトップPCに搭載されています。
大きさの比較のために、ガラケーを写しました。
上記サイズごとに、PATA,SATAと主に2種類の端子規格があります。
2.5インチの左がPATA,右がSATAです
3.5インチで右がPATA,左がSATAです。
いずれもSATAが現在主流です。
パソコンが起動しなくても、HDD単体が壊れていなければOK
HDDは、汎用部品なので、パソコンが起動しなくても、HDDに電源を供給してあげればデータにアクセスができます。
例えば、パソコンの液晶が割れてしまった場合、パソコンは実は動いています。表示できないだけです。このような時は、HDDを取り出せば全データを救うことができます。
まとめ
HDDは国際規格で大きさや端子が決められているので、パソコンが故障しても、HDD部品を取り出してデータにアクセスすることができます。
もし、取り出したHDDが故障している場合は、データ復旧の技術を使い、データを取り出すことができる場合があります。(データ復旧についての記事を参照してください)
もちろん、パソコン修理の鉄人は、データ復旧も得意です!お困りの際にはお役に立てるかと思います!