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パソコン修理の鉄人(達人) > 助けて鉄人!PC修理相談室 > データ復旧 > 消したはずなのにどうしてデータ復旧ができるの?
データをゴミ箱に入れてからにしてもデータ復旧の技術で復活ができるのはなぜなのか、仕掛けを解説します。
パソコンのHDDには、非常に大量の情報を記憶することができます。
例えば、1TBのHDDには、10億文字保存ができます。
こんなに多くのデータが保存できるので、保存場所がわからなくならないように、目次を作ってデータを読むときには、まず目次を見ます。
私たちが、辞典で調べるとき、索引から調べますよね?これと似たようなことをやっているのです。
逆にデータを書き込むときには、目次を見渡して、データが載っていないページを探して、そのページにデータを書き込みます。
そして、目次を追加します。
ゴミ箱を空にする場合、実際には何が起こるのでしょうか?
実は、この時データを消すのではなく、目次を消しているだけなのです!!!
目次を消すだけならば、データは残っていることになります。つまり、目次を使わずにデータを読みに行くのです。辞典で調べるときに、索引を使わずに、最初のページからめくっていけば記事にありつけるのと一緒なのです。
HDDにデータを書いたり、読んだりするときには、常に目次を使い、目次を更新していきます。データ復旧は、目次関係なく、1ページ目から順にすべての領域をくまなく探します。このため、過去に消したデータを復旧することができるのです!
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