パソコン修理の鉄人では、24時間いつでも見積もりを受け付けています。
操作はとても簡単なので、「故障かな…?」と思ったら、すぐにチェックしてみましょう!
パソコン修理の鉄人(達人) > 修理の鉄人実績ブログ > 古いパソコン修理 > 三次元測定機操作用PC(OS/2)の電解コンデンサ破裂事例
【ご依頼者様】山形県山形市蔵王松ケ丘のお客様
【ご依頼内容】NetVist 6290-63JのOS/2 動かない
【鉄人の修理内容】コンデンサ交換・HDD交換
「パソコン前面」の状態です。特に大きな傷・汚れ等はありません。
「パソコン裏面」です。9ピンの端子が2か所ついています。
早速内部を開封して確認します。
フロントカバー内部はかなり汚れていることが多いのですが、こちらの機種はそうでもないようです。ホコリがかなり少ない場所で使用されていた可能性が高いです。
デジタル入力カードです。このインターフェースボードは故障していないことが前提となります。実際に故障することはほとんどありません。
グラフィックチップと、冷却機構です。
OS2運用のHDDは、WDのかなり古いモデルで、40GBです。
光学ドライブとFDD
CPUとメインボード。CPU冷却機構のコンディションを確認します。
クーラーを外します
熱伝導グリスが完全に固着しています。
コンデンサ部品が破裂しまくっています。動作不良はこれが原因です。
ほとんどのコンデンサが破裂しています。重症です
これも・・・・
多数のコンデンサ部品が破裂確認できます
マザーボード上のコンデンサ部品は経年で容量が変化したり、電池のように破裂したり劣化します。 全交換して検査必要です
特殊スリム電源ユニットの内部を確認します。
やはり、コンデンサ破裂しまくっています。交換必須です。
これから電解コンデンサーを交換します
13個の電解コンデンサを日本製高性能電解コンデンサに交換しました(青印のもの)
電源の電解コンデンサも交換します。
青印のものが交換後電解コンデンサです。これらも日本製高性能部品です。 写真下が故障部品です。
仮組して動作チェックします
起動に成功しました。続いてテストプログラムでチェックします
テストプログラムに合格しました
元のHDDは故障しておりましたが、磁気情報の取得に成功し、無事アプリケーションが起動しました!
O/Hして動作良好になった本体にインターフェースカードを装着して動作確認します
運用アプリが起動することを確認しました
システム選択画面起動 しばらくエージング検査を行い問題なければ完了です
※その他メーカーも修理可能ですので、ご不明な点はお気軽にご相談下さい。
ラジオCM絶賛放送中
下記よりご確認頂けます。
ラジオCM01
ラジオCM02
ラジオCM03