設備制御用WindowsNT4.0端末 HDD物理障害の復旧事例 | パソコン修理の鉄人（達人）

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森田起也＠パソコン修理の鉄人・（株）日本ピーシーエキスパート代表

代表取締役社長 ： 株式会社日本ピーシーエキスパート

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております！趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です！！

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【ご依頼者様】和歌山県伊都郡かつらぎ町東渋田のお客様
【ご依頼内容】FMV-6667CL6Cの起動しない windows nt4.0
【鉄人の修理内容】HDD磁気情報復旧・インデックス修復　HDD新品交換


FMV-6667CL6C 富士通の当時産業用省スペースPCです。

WindowsNT　FA運用パソコン






BIOS画面は表示するようです。



Windows の起動画面は表示しますが、ここより先には進まないようです。



内蔵HDDの健康状態です。非常にコンディションがわるいです。おそらくHDDの物理障害が原因かと考えられますが、他の部位も徹底的に調べます。



HDDを取り外しました。MAXTOR製です。



メモリーのコンディションを確認するため搭載メモリーの検査をしています。



メモリーは問題ないようです



HDDの磁気情報を抽出します。



抽出した磁気情報のインデックスを修正したうえで、仮想環境にてWindowsNT4の正常起動を確認しました。



パソコンの内部状態です。比較的きれいではありますが、経年劣化は確実に進んでいます！



CMOSバッテリーを交換しました。



実機にて運用アプリの起動を確認しました。



フロッピードライブも問題なく動作しています。



bin フォルダーの内容です。
HDDの故障が確認されましたが、磁気情報抽出、インデックス再構築にてソフトの100%復旧ができました。ハードについては、HDDを新品交換し、それ以外はお客様ご予算の都合にてすべて現状のままでの納品となりました。今は正常動作していますが経年劣化が進んでいるためいつ故障してもおかしくない状況であることをしっかり説明したうえで納品をいたしました。

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