修理実績

自分でSSD交換しようとしてPC開けたら見たことないSSDがついてた

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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

2017年現在主流のSSDは、2.5インチSATAタイプのものです。これ以外にもSSDがあり、ノートPCを開けたらどれがSSDかわからないなんてこともあるようになってきました。現在のSSDの種類について解説します。

 

2.5インチタイプ

2.5インチのタイプは、最もメジャーです。数年前まではPATAタイプの物もありましたが、今はほぼ絶滅状態です。そして、SATAタイプが主流です。

 

2.5インチPATAタイプ

2.5インチSATAタイプ

 

そのほかの形状

 

最近では、2.5インチのパッケージが大きすぎるので、これをなくす傾向にあります。MSATAタイプが登場してきて、最近では、M.2という形式が主流になりつつあります。この中でも、PCI-Expressタイプのものが今後増えていくことでしょう。

 

MSATAタイプのSSD

 

 

M.2タイプのSSD

 

これらのSSDは、SATA形式よりはるかに高速に動作するので、小型化と高速化を両立した夢のSSDと言えます。

今後、このようなものがどんどん増えていくでしょう。

 

ちなみに、低価格なSSDの代表として、eMMCというものがあります。これは、SDカードをパソコンにくっつけたようなもので、速度はあまり速くないのですが、低コストで、HDDよりはマシというメリットがあります。しかし、基盤に直接ついていますので、寿命になると、PC自体も使えなくなるという致命的な弱点があります。

 

まとめ

 

現在は、2.5インチのパッケージタイプのSSDが主流ですが、M.2に移行しつつあります。今後は、さらに高速なまったく新しいタイプのSSDが出てくるかもしれませんが、やはり、パッケージではなく、基盤むき出しのタイプが主流になるかと思います。こうなると、水濡れの時のデータ喪失リスクがHDD時代よりはるかに高くなるかと思います。SSD交換をご自身で行う場合には、まず分解をしてどのタイプのSSDが入っているかを確認してから部品を購入するようにしたほうが良いでしょう。

 

ご自身で行う自信がない方は、パソコン修理の鉄人にお任せください!