森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表
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https://pc-expert.jp/form/Windows10へのアップグレード無料期間が終わって久しいですが、結局のところ、Windows7とWindows10はどっちを使えばいいのかを解説します。
Windows7とWindows10の違い
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フォトビューワについて
Windows7でよく使っていた写真のスライドショーアプリがWindows10ではなくなりました。代わりのビューワは使いにくいです。
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タッチパネルについて
Windows7は、一応対応はしているけど中途半端で、スマホのような快適な操作ができません。Windows10は、スマホとあまり変わらない操作ができます。
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メールソフトについて
Windows10に入っている、「メール」はかなり使いにくいです。
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Windowsアップデートについて
Windows7では、アップデートを止めることができましたが、Windows10はできません。Windows10では強制的にアップデートされるので、Windowsのパッチが公開される毎月第2水曜日に多くのパソコンがパッチのバグにより起動不能になることがありましたが、アップデートを止めることにより、これを防ぐことができなくなります。
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設定画面について
Windows10では、Windowsの設定画面が、コントロールパネルと、PC設定に分散しわかりにくいです。
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起動・終了にかかる時間について
Windows10では、終了時にドライバの初期化をあらかじめやることにより、起動がかなり早くなっています。その分終了が遅くなります。
これは、「高速スタートアップ」がデフォルトでONになっているからです。 -
サポート期間について
Windows7は2020年1月14日、Windows10は2025年10月14日です。
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推奨スペックについて
多少異なるようですが、実際は、Windows10、Windows7ともに大きな違いはないようです。
確かなのは、メモリは4GB以上あったほうが良いです。 -
アプリケーションの対応状況について
Windows10がリリースされてからそれなりに時間が経っているので、現役のアプリケーションは対応されつつありますが、官公庁などが配布しているアプリケーションや、サービスはまだWindows10に対応していないものがあるようです。
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Windows7からのアップグレードについて
使用するパソコンのメーカーホームページで正式対応しているか確認が必須です。正式対応している場合でも、アップグレードには対応しているけど、クリーンインストールには対応していない場合や、一部アプリケーションが動かなくなる場合があります。
また、正式対応していても、実際にアップグレードしても、KP41エラーが出て、使い物にならない場合も結構あります。
正式対応していないのに、Windows10にアップグレードできた場合は、たまたま動いているだけで、起動不能に陥ることもあり得ます。すぐにWindows7戻すべきです。 -
その他
Windows10では、文字やアイコンのサイズを簡単に変更できるので、高齢者でも画面を見やすくできます。
☆鉄人のチェックポイント!☆
タッチパネルが搭載されている → Windows10がよい
メモリが4GB未満 → Windowsのバージョンを選ぶ前に、4GBに増設したほうが良いです。2GBが上限の場合は、PC買い替えを検討してもよいかと思います。
東京オリンピック後も続けてPCを使用したい → Windows10がおすすめ
パソコンの文字を大きく読みやすくしたい → Windows10がおすすめ
よく使うアプリケーションがWindows10に対応していない → Windows7が良い
Windows10無償アップグレードをしなかった場合 → 無理にアップグレードするメリットは少ない