計測器操作用PCを可能な限り延命した事例(Windows98) | パソコン修理の鉄人(達人)

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古いパソコン修理
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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

【ご依頼者様】東京都練馬区豊玉北のお客様
【ご依頼内容】R6331-MRE1のWindows95 を可能な限り延命したい
【鉄人の修理内容】メインボードO/H,電源交換、筐体変更他



「パソコン本体」経年による汚れ、細かい傷が見受けられます。



「パソコン本体」背面の状態です。大きな傷やネジ抜けなどは無い様ですがゴム足が劣化している場合などがあります。交換やネジ補充が必要な場合はご連絡します。


かなり下手ってますが、昔のPCはかなり頑丈です



BIOS画面です




故障しているわけではないので、問題なく起動しています


問題なく起動に成功しました



システム情報です。リソースの空きが86%ありますので動作は良好です。このリソースが40%台になると動作不安定になります



稼働テスト中、特に問題はありませんでした



パソコン内部の状態を確認します。 この時代のPCは、非常に頑丈です。アルミ電解コンデンサもまだまだ使えそうではありますが、工業製品なのでやはり寿命は必ず来ます


長年の使用でほこりがたまっています



長年の使用でほこりがたまっています。冷却ファンは軸受けが必ず劣化しています



搭載メモリーの検査をしています。



搭載メモリーの検査をしましたが、メモリ異常は見つかりませんでした



内蔵HDDを取り外しました。 2台構成になっていました。



右側のHDDの健康状態です。正常判定です。



HDDの使用時間です。1085時間お使いです。あまりに短すぎるので、何かが違う気がします



左側のHDDの健康状態です。正常判定です。



HDDの使用時間です。1083時間お使いです。これも少なすぎる気が・・・



電源ユニットを取り外しました。



電源ユニット内部を観察します。アルミ電解コンデンサは破裂してませんが、見るからに劣化していそうです



業務用国産電源部品Niplon社製に交換します。これだけでもだいぶ寿命が延びます



マザーボードを取出し、コンデンサを交換して延命します。また、HDDも新品に磁気情報をそのままコピーします



全てのコンデンサ部品を信頼性の高い日本製パーツに交換しました



実際の状態を再現してエージング 各デバイスのチェック、特にネットワークDHCP等正常動作確認済



サーモグラフィーで異常発熱しないかを測定 レギュレータは放熱部品ですがコンデンサに発熱は見られません



筺体に組み込んで配線をします



本組をしました。全く異なるPCに生まれ変わりました



早速起動します



HDDを新品交換したので、かなりサクサク動作するようになりました。そのほかの部品も延命しておりますので、今後も安定的に使用できます

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