熱物性顕微鏡用制御PCの修理にて、「修理＋延命プラン」の実施 | パソコン修理の鉄人（達人）

【ご依頼者様】愛知県名古屋市守山区桜坂のお客様
【ご依頼内容】 修理調査にて提案した内容（修理＋延命プラン）の実施
【鉄人の修理内容】メインボード、電源ユニットのオーバーホール、グラフィックボードの修理・交換




パソコン内部です



インターフェースボードです



メモリスロット付近です



パソコン内部手前側です



マザーボードを取り出してオーバーホールを行います。



電源も取り出してオーバーホールを行います



CPUファンは12型のAFC1212DEかなりの風量のある特殊モデルです。



マザーボードのオーバーホールを行いアルミ電解コンデンサすべてを日本製高耐久タイプに交換しました。そのほか、半導体の動作確認も行い、半導体はダメージがないことを確認しました。


電源のユニットのすべてのアルミ電解コンデンサを日本製高耐久タイプに交換、半導体チップ、ダイオードは問題ないことを確認しました。



古いCPUグリスを除去し新品を塗布します。



専用ツールによるテストは問題ありませんでした。

ボタン電池を新品に交換しました



専用ツールによる高負荷テストを行い、問題ないことを確認しました。



メインメモリのテストも動作確認OKです。



グラボから劣化していたファンと冷却機構を取り外しより強力な新品ファンを組み込みました



左のオリジナルCPUファンから右の新品ファンに交換します。



負荷テスト時の温度分布の様子です。特に異常高温等は見当たりません。正常です。



新品汎用HDDにクローンを作製し納品致します



オリジナル及びクローンHDD両方での起動を確認致しました。

フリーズ、動作不安定とのことでしたが、原因は、電源ユニットの電源不安定、メインボードのコンデンサ劣化、グラフィックボードの経年劣化が考えられます。今回は、可能な限りの延命ということで、いずれもオーバーホールを行いました。これにより、安定稼働するようになり、今後本来の研究に集中することができる体制を構築しました。

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