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操作はとても簡単なので、「故障かな…?」と思ったら、すぐにチェックしてみましょう!
パソコン修理の鉄人(達人) > 修理の鉄人実績ブログ > 溶接ロボット操作のためのCONTECのパネルコンピュータ(Windows2000)の延命
【ご依頼者様】福島県郡山市のお客様
【ご依頼内容】IPC-PT/H600X(PCW)P313が起動しなくなり、設備更新予定の5月まで何とか動いてほしい
【鉄人の修理内容】機種変更
パソコン前面です
パソコン端子部です
パソコン背面です
CONTECのPCI汎用インターフェースボードPIO-16/16L (PCI) CONTECを使用しています。これさえ動けば溶接ロボットを稼働することができます。
前回応急修理で装着したSSDから、磁気情報を抽出します。
電源は稼働していますがパソコンは起動していません。
電源は正常稼働、マザーボードも通電はしているようですがPOSTコードは一切の反応を示さないのでマザーボードの故障が確定しました。
マザーボード部品は海外取り寄せとなり、1ヵ月かかります。したがって、パネコンにこだわらず、在庫しているPCで世代が近いものを使用します。
IBM 300PLが比較的世代が近いので、これにて復旧を目指します。
PATAのSSD新品在庫が切れていたため、SATAをクリップして使用。
レジストリを手作業で編集し、IBM 300PLで起動するようになりました。
起動時にエラーができましたが、力ずくで復旧。
すべてのドライバを認識しました。
弊社規定のテストを行い無事合格。
負荷テストも合格です。
念のため、通信ポートも確認。問題なしです。
CONTECのインターフェースボードのループテストも合格しました。現場に納入して完了です。
WindowsからデジタルIOボードの動作チェックをし、問題ないことを確認しました。
現場で試運転をします。問題なく動作することを確認しました。
現場の制御盤に組み込んで完了です。
※その他メーカーも修理可能ですので、ご不明な点はお気軽にご相談下さい。
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