DynaBook EZ486が起動しない！！DOSアプリをどうしても使用したい！！

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております！趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です！！

【ご依頼者様】兵庫県高砂市荒井町新浜のお客様
【ご依頼内容】DynaBook EZJ31E001が起動しない。バッテリ稼働でDOSアプリを使用したい
【鉄人の修理内容】DOSが動く互換パソコンへHDD中身すべて移植

懐かしの、DynaBook J3100シリーズです

東芝製の80MBのHDDがはいっていました。骨董品レベルです・・・

バッテリーパックです。年月が経っているので、すでに劣化して使用できません。

多少の回路調整で起動するようになりました。

フロッピーは故障しいます。この年代のFDDはベルトでフロッピーのディスクを動かしているので、このゴムベルトが硬化して切れてるのがほとんどです

基板を見ると経年劣化で腐食しています。修理は可能ですが、DOSアプリを別PCに移植したほうが今後も使用できる可能性が高いので、方針変更します。
そして、HDDからお客さま要望のアプリを抜き出すことに成功しました！

制御アプリ動くようになりました。新品HDDに交換して、完了です。

新品HDDに交換し、オリジナルメニューを作成し、動作良好です。

パソコン修理の鉄人は、このように、あくまでお客様のアプリが動くことを目的とするので、修理をせずに移植をする場合もあります！！！
「修理」は目的ではなく、お客様の要望を実現するための「手段」なのです！！！

修理実績