修理実績

医療検査装置(CPX)用端末 WindowsXPの修理・延命

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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

【ご依頼者様】大分県津久見市のお客様
【ご依頼内容】MNT-EM4G[N8368-B0089S01]の修理
【鉄人の修理内容】HDD磁気情報修復・HDD交換及び、メインボード電解コンデンサ交換(O/H)

HDDの使用時間は少ないですが、年式が古いので経年劣化しておりますので、交換必須です。

CPUの冷却機構の爪が破損しております。このためCPUを正常に冷やせず、フリーズしたり起動しない現象が起きておりました。
このCPUクーラーの固定方法は、ネジではなくプラスチックのストッパーによるものなので、経年劣化してプラスチックがもろくなるとすぐに壊れます。
Socket478の古いPCによくある現象です。

CPUを十分に冷やした状態で、PCの正常稼働を確認しました

メインボードも劣化しております。オーバーホーㇽが必須です

HDD本体です。交換推奨です

こちらのマザーボードをオーバーホールします

←の袋の数十個のコンデンサ部品を新品交換しました

左のHDDの磁気情報を抽出して磁気レベルで右の産業用SSDにコピーしました

オーバーホール済みのマザーボードを組み込みました。

マザーボードテスト合格しました

WindowsXPが起動しました。

業務アプリの起動を確認しました。SSDに交換をしたことにより、以前より起動が早くなり、振動にも強く経年劣化しにくくなりました。