HP Vectra4/66の半導体製造装置のWin3.1制御パソコン修理 | パソコン修理の鉄人(達人)

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HP Vectra4/66の半導体製造装置のWin3.1制御パソコン修理

古いパソコン修理
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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表

パソコン修理の鉄人として、千葉県でパソコン修理事業を営んでいます。この道20年、日本全国対応しております!主に産業用PCなど他のパソコン修理屋さんでは困難とされる修理を得意としています。趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

【ご依頼者様】神奈川県海老名市のお客様
【ご依頼内容】Vectra4/66の半導体製造の制御装置の制御パソコンのWin3.1が起動しなくなった
【鉄人の修理内容】HDDから磁気情報を復旧し、Windowsシステムファイルを再構築し、さらに将来の故障に備えてクローンHDDを納品




「パソコン前面」の状態です。特に大きな傷・汚れ等はありません。



「パソコン裏面」です。大きな傷やネジ抜けなどは無い様ですが、ゴム足が劣化している場合などがあります。交換やネジ補充が必要な場合はご連絡致します。

お客様が保管していた、以前に起動したシステムが入っているHDDを同封していただきました。このようなものは修理の可能性を上げるために重要です。




トップカバーを外します クリーンルームに準じた環境で使用されたPCです。かなりきれいです。




フロントカバ-も外します。タイムカプセルから出てきたようです!!



背面のインターフェースを確認します。独自インターフェースボードが刺さっています。このため、仮想化は不可能です。



お客様オリジナルHDD。ここから磁気情報を復旧することをまず試します



ディスクチェックでエラーが出ます。



BIOSにも認識されません



お客様準備のHDDをテスト換装



インターフェースはあっていますがディスクエラー表示です



こちらもBIOS認識されません



念のため業務用ディプリケーターで状態検査を実施します。
重度物理障害のため、磁気情報取り出しは難しそうです。提携している研究所で開封して検査することも可能です。




パラメーターを手作業でセットして、なんとか磁気情報抽出に成功しました。



まずは実機にて動作確認します。



HDDチェックは無事合格!




BIOS認識もOKです!!



HDDのパラメーターが違っているので合わせます。昔のPCは、シリンダ数等手動が基本でした。



何とか、BOOTまで行きました。



マザーボードに垂直にライザボード 2層の外部機器通信ボード



手前CPUヒートシンクとメモリ。きれいですが念のため洗浄します。





通信ボード下にCMOSバッテリがあります。バッテリーはもちろん交換します。



パラメータを手作業で設定したHDDにお客様供給の上位機種のHDDから磁気情報を抽出して転送します。



上位機種のHDDイメージを使っても、正常起動はしません。機種が異なるので当然です。
ここからが腕の見せ所です。


い頂いた同型運用のPCで起動不能なHDDをドミノ移植します



産業用のHDDに次期情報をコピーして、これで運用できるようにシステムファイルの再構築を行います


b 

何とか、Windows3.1の起動に成功しました!!!しかし、フリーズします。

 

これはよくあることで、外部危機が接続されていないためかとおもわれます。



起動確認できたHDDを予備HDDとしてこちらも納品します

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