森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表
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PC高速化をするにあたり、よくいただく質問として、メモリ増設とSSD交換どっちが効果あるんですか?というもの。パソコン修理の鉄人が回答します!
A:ほとんどの場合SSD交換のほうが速くなります!!
パソコンのOSによりますが、Windows7や、Windows8,Windows10においては、メインメモリが足りなくなると、HDDの容量の一部をメインメモリとして使用するようになります。メモリが足りない場合は、メモリの速度の1/100しかないHDDをメモリとして使うので極端に速度が遅くなります。これがメモリ不足でPCが遅くなる原因です。
しかし、今どきのパソコンは、メモリは2GBは積んでいますし、4GBがほとんどかと思います。ですからメモリが足りずに極端に遅くなることも減ってきています。
対して、メモリ不足が原因のパソコンをSSDに交換をすると、HDDではなくSSDをメインメモリの一部として使います。SSDはHDDの200倍くらい早くなるので、あまり遅くならないことになります。そして、今までHDDでいろいろ待たされていたものが劇的に速くなるので、トータルでかなり高速化された感じになります。
SSDに交換すると、メモリ不足に陥った場合に早くなるだけでなく、すべての動作が早くなるのです。これが非常に重要です。
メモリ増設よりもSSD交換のほうがトータルで早くなります!
メモリ不足のパソコンにメモリを増設する場合は、大きな写真ファイルや、パワーポイントなどで動画を張り付けた時などは動作が改善します。
メモリ不足のパソコンをSSDに交換した場合は、起動が早くなり、Web閲覧が早くなり、大きな写真ファイルやパワーポイントなどで動画を張り付けた場合も早くなりあらゆる動作が高速になります!
ちなみに、最低限必要と思われるメモリのサイズは
Windows7,8,10はいずれも2GBですが、いずれも8GBあれば2017年現在は十分かと思います。
その他のパソコン高速化に関する質問に対する回答もこちらからご覧ください。