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レッツノートで一番多い故障って何?

レッツノート修理
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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

レッツノートは、パナソニックのノートパソコンのシリーズで、個人用、法人用モデルがありますが、法人特に、モバイルマシンとして利用する方々に支持されている感じがします。

さすが国内メーカーの主力モデルだけあって信頼性はかなり高いです。(レッツノートの記事を参照)

そんなレッツノートでも、弱点があります。それは、冷却ファンです。

 

パソコンの冷却ファンの機能

 

ノートパソコン\において、熱源になるのはCPU,グラフィックチップ、HDD、メモリです。最近のintel製CPUは、グラフィック内蔵となっているので、CPUが最大の熱源といえるでしょう。
CPUから発生した熱を逃がさずにそのままにしていると、CPUの温度がどんどん上がります。数分もしないうちに100度以上になります。

CPUの温度が高温になると、センサーが危険を判断してシャットダウンをします。こうならないように常に熱を逃がす必要があり、これを行うために冷却ファンが必要となります。

厳密にいうと、冷却ファン以外に、ヒートパイプ、ヒートシンク、冷却ファンが組み合わさってCPUの熱を効率的に外部に逃がすわけです。

 

冷却ファンの制御

 

CPUには、温度センサーがついていて、常に温度を見張っています。一方、冷却ファンの回転数が上がれば、冷却能力が上がって、CPU温度が下がります。つまり、温度センサーの値によって、冷却ファンの回転数を制御することによりCPU温度を一定温度より低くすることができます。

それなら、ずっと冷却ファンを最高回転で回してればいいと思うかもしれませんが、モバイルパソコンなので、消費電力を極力抑えなくてはならないので、冷却ファンの回転を極力抑えたうえでCPU温度を下げる必要があるのです。

冷却ファンの回転が緩ければ、CPUは熱くなりすぎるし、回転を上げすぎれば、CPUは冷却されるけどバッテリーの持ちが悪くなってしまうのです。

 

冷却ファンの故障経過

 

冷却ファンは、たいてい下記のような経過をたどって故障します

  1. カラカラ異音がするようになる
  2. カラカラ音が大きくなる
  3. カラカラ音がならなくなる
  4. パソコンが起動後頻繁に落ちるようになる

1.では、軸受けのグリスが劣化して音が出るようになります。

2.では、その後劣化がひどくなって異音が大きくなっていきます

3.では、ある程度劣化が進むといよいよ、ファンが回転しなくなります。それで音がなくなるわけです

4.が末期症状で回転しないので、冷却能力がほとんどなくなってCPUが熱暴走するということです

 

まとめ

 

レッツノートの唯一の弱点は、冷却ファンが故障しやすいことです。カラカラ音が鳴り出したら、できるだけ早めに修理をすることをお勧めします!

 

パソコン修理の鉄人でも、レッツノート純正ファン交換を行っています!

 

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