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パソコン修理の鉄人(達人) > 助けて鉄人!PC修理相談室 > レッツノート修理 > レッツノートは壊れにくいって本当?
レッツノートは、国内ではかなり良く見る機種です。プロに支持されている印象があります。その理由としては、「壊れにくい」ことが考えられますが、果たしてそれは本当なのでしょうか??レッツノートの専門修理業者からみた、レッツノートの壊れにくさをを解説してみたいと思います。
修理屋の目から見て、ノートパソコンの壊れやすい箇所を上げてみます。統計は取ってませんが、上に行くほど頻繁な気がします。
それぞれについて、レッツノートが壊れにくいのか、その場合は理由を考えてみましょう
ノートPCに使われているHDDは、実は、メーカーに寄らずほとんどが共通です。2.5インチの SATAタイプのHDDです。HDDは消耗品であり、長く使えば壊れます。また、振動と熱に弱いのですが、レッツノートには、他社と比較すると、厳重な対策が施されています。
HDDは、フィルムでおおわれて、フィルムには多数の制振剤が配置されています。ここまでやるか?くらいな感じです。しかし、そこまでやっても壊れるときは壊れています。
左右共にレッツノートのHDDです。分厚いクッション材がついています。
これはVAIOのHDDです。裸でしかも緩衝材もついていません。(こっちのほうが普通です)
液晶の故障は、「液晶割れ」「フレキ断線等による液晶に線が入る」「バックライトがつかなくなる」が主なものです。
液晶割れ:
レッツノートの天板はぶあつくなっており、液晶パネルと、天板に十分な空間が開いています。このため、天板がへこんでも液晶パネルにダメージを与えにくく、液晶が割れにくいです。
フレキ断線等による液晶に線が入る:
レッツノートはフレキは使われておらず、極細ケーブルを束ねていますので、多少断線しにくくなっています。
バックライトがつかなくなる:
これは、どこも一緒かと思います。
上がレッツノート液晶パネル、下がDynaBookパネルです。レッツノートのパネルは分厚いので、天板がへこんでも液晶には影響ありません。
これだけは言えます!レッツノートの弱点は冷却ファンです!!!冷却ファンから異音が出たり、ファンがスムーズに回転しなくなります。
よく壊れます。おそらく、軽量化にこだわっているので、ぎりぎりの設計なのかと思います。本当に壊れます。特に、CF-Sしリースはひどいです。軽量化=ヒートシンクや部材の薄型化、肉抜き等が必要になりますが、軽量化=熱容量が減るので、同じ熱源に対して、空気の流量を増やす必要がでてきます。さらに冷却ファンも小型化しなくてはいけないので、ファンの軸受けに負担がかかり、結果的にファンの故障につながるものと考えられます。
レッツノートシリーズのACアダプターには、フェライトコアが必ずついており、ここの根本からACアダプタが断線するトラブルが非常に多かったのですが、現在のACアダプタには、過去に断線が頻発した部分は、補強がなされるようになり、断線が起こりにくくなっております。他社のACアダプタには、フェライトコアがついていません。フェライトコアには、ノイズ除去の効果があるので、より安定してパソコンを利用できるというメリットがあります。つまり、レッツノートのACアダプタは、断線しにくさは、他社のものとほぼ同様で、ノイズに強いといえます。
左がVAIOのアダプター、真ん中が対策前のノイズフィルタ付きレッツノートACアダプタ、右が現行のレッツノートACアダプタです。レッツノートは進化してますね!
マザーボードが故障するのは、
1,2,3については、レッツノートの優位性は不明ですが、4の外力については、レッツノートは、薄型ではないので、メインボードとボディに十分な空間があり、ボディに外力がかかってもマザーボードに応力がかかりにくくなっており、故障しにくいといえます。
レッツノートのマザーボードです。底板との隙間に注目!!!
VAIOは、隙間なくメインボードが張り付いています。
レッツノートは冷却ファンを除けば確かに故障しにくく作られていると思います。レッツノートは、VAIOなどと比較してちょっと分厚くてずんぐりしていますが、これは、少しでも故障しにくくすることにもつながっているということが非常によくわかります。例えば満員電車でPCに圧力がかかった場合には、薄型PCは、液晶が割れたりしますがレッツノートはそのようなことが非常にまれです。
パソコン修理の鉄人は、レッツノートをはじめ様々なパソコンを修理しています!!!
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