森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表
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パソコンが動作しなくなってしまう状態、いわゆる「フリーズ」が発生してしまう原因は大きく分けてソフトウェアとハードウェア、2つに分けられます。フリーズが起きてしまった時には、どのような対処をしていけば良いのでしょうか。
フリーズにはまず「タスクマネージャー」を開こう
ウィンドウズを使用している場合には、どのバージョンのOSであったとしても、タスクマネージャーによってアプリケーションの起動やパソコン内部にて広げているタスクの状態を見ることが可能です。
タスクマネージャーは「Ctrl」「Alt」「Delete」キーを同時に押すことで開くことができ、ここからフリーズしている原因を探ることが可能です。アプリケーションに何かしらの不具合が生じている場合は、アプリケーションのタブに表示されているタスクの状態欄が「応答なし」と表示されていますので、タスクを右クリックしてタスクの終了を選びましょう。これによってフリーズの原因になっているアプリケーションを強制的に終了させることができ、フリーズ状態も解消できます。
もしも、どのアプリケーションも実行中となっている場合には、ユーザーのタブからログオフ、パソコンを再起動するようにしましょう。また、フリーズが解消された場合でも、一度再起動をすると、再びフリーズしにくくなりますので、フリーズが直ったからといって安心せず、まずは再起動をするようにしてください。
ハードウェアが問題の場合
ハードウェアが原因でフリーズが発生している場合は、パソコンの本体に問題があるということになりますので、パーツを交換するなどの修理をすることによって解消が可能になります。ハードディスクが傷ついている場合や、CDドライブ、DVDドライブが物理的に壊れてしまっている場合などがこちらのケースに該当します。
ハードディスクは非常にデリケートなもので、磁石を近づけるだけで壊れてしまう可能性もあるだけでなく、少し歪みが加わるだけでも使えなくなってしまう可能性がありますので、外部からの衝撃などは避けて使用しなければなりません。起動をする度に警告メッセージが表示されるケースはハードウェアに問題があるケースが考えられます。
使い方でフリーズは減る
パソコンのスペックを無視して、無理な使い方をしているとフリーズすることが多くなってしまいますので、フリーズを避けるためには、パソコンの使い方にも注意が必要です。いくつもウェブブラウザを起動して、その上ゲームや音楽ソフト、他にもいくつもソフトを起動するとなると、処理が追いつかなくなってパソコンの動作が重くなったり、フリーズしたりしますので、必要最低限のアプリケーションのみを起動するように心掛ける、または使用が終わったアプリケーションは終了するといった使い方をするようにしてください。
このように、フリーズの原因の対処法に加えて、予防策も込みで覚えておくと、いざというときに対応がしやすくなります。