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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
代表取締役社長 : 株式会社日本ピーシーエキスパート
1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!
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世界最初のラップトップ型パソコンが、かの有名なJ-3100シリーズです。1986年に世に出たので、31年が経過しています。
こんなパソコンまだ使っている人いるの??って思いますよね?まだまだ現役で使われているのです。
工場の設備に付随するコンピュータなどに使われています。
これがJ-3100です。レトロな感じですね。
内部は、こんな風に、半導体がたくさん半田付けされており、ケーブルもびっしりです。
J-3100で多いトラブルは、電源が入らなくなったというものです。これは、電源回路周辺のコンデンサの劣化や、接触不良が原因であることが多いです。
電子機器の寿命は、内部に接続されている「電解コンデンサー」の寿命に依存する場合が多いのです。もちろん、弊社ではこの電解コンデンサーを交換することができます。
これが、コンデンサーという部品です。これはほぼすべての電子機器に使われており、寿命が短いとされています。具体的には、50度くらいの温度下だと4年くらいです。
30年前のパソコンは、とっくの昔に電解コンデンサの寿命を迎えていますね。。。
また、HDDが故障する場合もあります。このころ使われていたHDDは、実は今使われているものと互換性があります!!!ここからデータを復旧して、SSDに交換することだって可能です。
まとめ
30年前のパソコンJ-3100シリーズでも、パソコン修理の鉄人は修理にチャレンジします!!!ぜひご相談ください!