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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
代表取締役社長 : 株式会社日本ピーシーエキスパート
1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!
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20年くらいたったパソコンが故障する原因は、過去の記事で説明したが、今後故障しないようにするには、経年劣化をいかに減らすかが重要です。そのためには
- パソコン内部を清潔にする(ほこりをためない)
- 熱がこもらないようにする
が必須かと思います。
なぜなら、最も経年劣化に弱い電解コンデンサは、温度が10℃上がると寿命が半分になるからです!
また、HDDが故障すると非常に厄介なので、HDDから異音や、いつもより読み書きが遅い感じがしたら、放っておかずに直ちにバックアップを取ってください!
HDDの故障前兆を確認するのに、HDDのアクセスランプが有効です。普段と違う点滅の仕方をした場合には怪しいと思ってください。いきなり完全に壊れることはそう多くはないので、おかしいと思ったらすぐにバックアップです。
あと、Windows98やWindows95にはデフラグというツールが付属していますが、これはやらないでください!はっきり言って、デフラグでパソコンが高速になることはありません。それどころか、不良セクタに触れてしまいフリーズすることもあり、フラグメント中の場合は最悪はデータが消失する場合があり、非常に危険です!デフラグ中にHDDがクラッシュすることもあります!
まとめ
旧型のパソコンが20年たった今でもうごいているのは、奇跡的です。時間が経てば故障するのが当然です。それをあえて長く使うためには、
「症状が軽いうちに修理する」
ことが最も近道ということになります。
パソコン修理の鉄人でした。