森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
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【ご依頼主】千葉県松戸市の法人様
【ご相談内容】Webカメラ10台を使って自動録画等を行いたい
【鉄人の修理内容】Webカメラ10台の設定、QNAPの設定等
【費用】税別300,000円程度
10台のWebカメラを社内ネットワークに接続をして、それぞれのカメラにて不審者を検知したときにHDDに自動接続をするように設定してほしいといった依頼をいただきました。
この中核になるのは、QNAPというファイルサーバーと、これにインストールする監視カメラのアプリSurveillance Stationです。WebカメラはUVC(Usb Video Class)に準拠していることが条件になりますが、色々調べた結果、SONY,Canon,JVC当たりのきちんとしたメーカーのほうが動作する確率が高いです。
今回は、お客様のほうであらかじめUVCに準拠した国内メーカー製のWebカメラを準備していただきました。
Webカメラは、屋外設置に対応しており、このようなものは、全てLANケーブルに電源を内蔵した、PoE(Power over Ethernet)という技術を使っています。これは、専用のHUBを使うことにより、LANケーブルの普段使用していない線を電源として使うのです。これにより、WebカメラはLANケーブル一本接続すればOKということになります。PoEの詳細ははこちら。
10台のWebカメラをPoE対応HUBにLANケーブルにて接続をし、全10台を説明書を見ながら、ローカルIPを固定値にて割り振ります。これは、かなり骨の折れる作業でした。。。。
これが全部済んだら、QNAPのアプリケーションSurveillance Stationに全10台のカメラを登録します。
配線がすごいことになっています。。。。。
Surveillance Stationの画面です。10台のWebカメラをすべて1画面から監視ができるようになりました。さらに、この凄いところは、外部からスマホで画面を見ることもできるようになるのです!!!
ここまで行けば、あとは電気屋さんに配線工事、Webカメラの取り付けをお願いして、10年前ではこの値段で考えられなかった監視カメラシステムが構築できるようになりました!すごいことですね。
パソコン修理の鉄人は、このように修理だけでなく新しいシステムの構築も行っております。難しことほど燃えます!!!お気軽にご相談ください!!
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