The following two tabs change content below.
森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
代表取締役社長 : 株式会社日本ピーシーエキスパート
1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!
最新記事 by 森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表 (全て見る)
- 製造現場で使用されている旧型ノートPCのデータ復旧・修理事例 - 2024年10月29日
- 生産設備の監視制御用PC(Windows2000)のフリーズ解消事例 - 2024年10月26日
- Windows2000マシンの現場調査→修理提案の事例 - 2024年10月26日
- ガスボンベ密閉試験機用端末の機種交換事例 - 2024年10月25日
- 東京精密製三次元測定機用端末の仮想化・延命プランの調査事例 - 2024年10月20日
【ご依頼者様】神奈川県厚木市のお客様
【ご依頼内容】EJMLP486MONの修理・延命
【鉄人の修理内容】分解・内部調査、部品適合調査
HDD認識しない現象を確認しました。
内部の様子です。通信ボードが3枚刺さっています。かなり旧型です。。
メインボードのコンデンサが焦げています。電源ユニットから大電流が流れたようです
電源内部の様子です。目視した限りでは問題なさそうですが、劣化しております。
リチウム電池が膨らんでいます。交換必須です。
インターフェースボードが2枚刺さっております。これらは正常動作していることが前提となります。なお、これらの通信ボードの代替品は世界中探しても見つかりませんでした。
電源ユニットとの接続コネクタを観察すると、大電流が流れた痕跡がありました。
メインボード全体です 現在同型の入手は全世界確認しましたが、完全に終息したようです
回路の焦げを清掃したところ、パターン切断はされておらず、何とかまだ使えそうです。
個体コンデンサ廻りのパターンも破損をギリギリ免れております。