The following two tabs change content below.
森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
代表取締役社長 : 株式会社日本ピーシーエキスパート
1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!
最新記事 by 森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表 (全て見る)
- 製造現場で使用されている旧型ノートPCのデータ復旧・修理事例 - 2024年10月29日
- 生産設備の監視制御用PC(Windows2000)のフリーズ解消事例 - 2024年10月26日
- Windows2000マシンの現場調査→修理提案の事例 - 2024年10月26日
- ガスボンベ密閉試験機用端末の機種交換事例 - 2024年10月25日
- 東京精密製三次元測定機用端末の仮想化・延命プランの調査事例 - 2024年10月20日
ISAバスとは?
ウィキペディアにあるように、ISAバスとは、汎用のバスです。この端子に対応した様々な拡張ボードがPC創世記から開発され、これらのボードを動作させるためには、専用に開発された専用のアプリケーションが必要になります。
1990年代には産業用の機械がこの技術を用いてパソコンによる産業機器の制御・計測を行い大幅な業務の効率化が実現しました。それらのパソコンは、寿命を迎えているわけですが、メインの機械はまだまだ使用できるのでパソコンを何とかなおせないか?というのが、いまだにISAバスのパソコンが必要とされている理由なのです。
産業用のコンピュータであれば、まだまだ入手が可能
産業用に特化したコンピューターであれば、まだISAバスは入手可能です。が、価格がべらぼうに高くなります。もし価格を抑えたいのであれば、海外の中古品をお勧めします。
しかしながら、中古品なので、コンディションが悪い可能性があります。あた、個人向けのマザーボードは産業用に比べて、耐久性に劣ります。これを克服する為に、例えば、電解コンデンサをすべて105度の高耐久性のものに交換するだけでかなり信頼性が高まります。
CPUとメモリについては国内調達がまだ可能であること、また産業用でも同じものが使われているので問題ないです。
まとめ
ISAバスが搭載されている新品パソコンは産業用であればまだまだ入手ができます。コストを抑えたいのであれば、
- マザーボード:海外の中古品の消耗部品を新品に交換
- CPU:国内中古品(ほぼ劣化しない部品です)
- メモリ:新品入手可能
- HDD:新品入手可能
- 電源:入手可能
となり、新品と中古の組み合わせで新品とそん色ないものを低価格にて入手が可能です。
パソコン修理の鉄人は、ISAバス対応のパソコン販売もしています!もちろん修理も可能です!!