森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
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【ご依頼者様】千葉県茂原市法人のお客様
【ご依頼内容】PC-9801のオーバーホール及び、5インチフロッピーの修理
【鉄人の修理内容】オーバーホール、5インチFDDの良品への交換

本当に動くかわからないくらいのPC-9801 シリーズです!かなり年期入ってます!

裏は完全に錆びちゃってますね。。。

おそらく、工場の現場で30年以上頑張ってきたんだと思います。このパソコンに敬意を評して延命作業をいたします!!

おお!さすがです。30年近く経ってもまだまだN88BASICが起動します!!!!

内部は、ボードが輸送の振動か何かで外れかかってました汗

お客様から頂いたオリジナルのFDです。これも、動くんでしょうか、、、

お客様のFDのクローンを作成して、原状復帰できるようにいたします。

まずは、壊れてもよいテスト用のFDをお客様PCに入れてみます。読みません。

次に、プリンターポートにケーブルをつなげます。

弊社のテスト用プリンタに接続します

ドットプリンタです。これ、実は弊社でヤマト運輸の伝票印刷用に現役使用しています 笑

ばっちり印刷できました!

良品のFDDを仕入れました。これに交換します

まだまだPC-9801シリーズの部品は入手できるのです!ばっちり交換できました

電源内部を確認して、正常であることを確認します。

Made in Japanですね。まだ行けます

経年でほこりやらいろいろ付着しているものをクリーニングします。これにより故障リスクを低減できます

お客様ご要望の画面がきちんと映りました

FDも傷つけずに読み書き、フォーマットできるようになりました。
これで、30年前のPC-9801がまだまだ現役で使用できるようになりました。スペックっは低いかもしれませんが、余分な機能が入っていないので、非常に快適に動作するのです。30年の進化は一体何だったんだ?と思ってしまいます。
30年前のPC-9800シリーズの修理も行う、パソコン修理の鉄人でした!!!
