修理実績

Windows VistaのPCですが修理したほうがいいのか買い替えか?

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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

Windows-Vista

Windows Vistaの特徴

Windows Vistaは、2007年1月30日に発売されました。サポートは、2017年4月11日までです。
Vistaは、WindowsXPのメジャーバージョンアップとして発売されましたが、かなりのメモリを食うので、WIndowsXPが動いていたパソコンからアップグレードをすると、起動に非常に時間がかかるようになるなど、大失敗のOSといわれています。個人的にも、Windows ME以来の失敗作かなと思います。なお、後継のWindows7は、2009年10月に発売されたので、VISTAは2年と8か月しか現役ではなかったかなり短いOSです。

VISTAがプリインストールされているパソコンは、CPUのほとんどがCore iシリーズより昔のCore 2 Duo等を搭載しています。この世代のCPUは、本格的にコア数が増え始めた世代ですが、やはり、性能は今となってはかなり低いです。また、メモリ搭載の最大容量は2GB程度となります。

 

WindowsVistaは、とにかくメモリを食うことが非常に多く、起動に何分もかかるようなことが多いです。はっきり言って、同じマシンでも、Windows7にアップグレードしたほうが速くなります。

 

WindowsVistaを快適に動かすためには?

まず、WIndowsVistaを快適に動かすためには、SP2(サービスパック2)は必須です。また、メモリは2GBがぎりぎり、HDDではなく、SSDを使うべきです。Vistaはそれほどに遅いOSです。

 

WindowsVistaがインストールされたパソコンが故障したら?

Vistaが入っているパソコンは、今後Windows7にする余裕があるのであれば、アップグレードすべきですが、Windows7のライセンスだけで2万円近くします。それに故障修理費用を考えると、Windows10のマシンが変えてしまいます。

 

まとめ

Windows Vistaのパソコンが故障した場合は、

  • メモリが3GB以上
  • SSD搭載
  • CPUは、Core2 Quad

以上の条件を満たしているのであれば、修理して使う価値はあると思いますが、Vistaのサポート期限が2017年4月までなので、それを考慮する必要があります。

これらの条件を満たさない場合は、残念ですがあきらめて新品を買うか、上記を満たすようにしてWindows7を導入するのが良いかと思います。