森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
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【ご依頼者様】神奈川県中郡二宮町のお客様
【ご依頼内容】PRIMERGY TX120 S3 PS-130-D3049/PYT12PT2Sの
【鉄人の修理内容】RAID修復、メインボード・電源ユニットオーバーホール・HDD交換
仮修理より戻りましたパソコン正面です
お客様より送付頂いた添付物一式です
パソコン内部です
仮修理にて、お客様医院で正常動作を確認しました。次のステップとしてメインボード・電源のコンデンサをすべて新品に交換し延命をします
メインボードは20個ほどのアルミ電解コンデンサ・個体コンデンサを交換しました
電源ユニットは約10個ほどのアルミ電解コンデンサを交換しました
劣化しているCPUグリスを除去し新品を塗布致しました。これにより冷却効率が上がりシステムの安定性が向上します
専用ツールにbios上での簡易テストは以前と同じく同じ個所で停止しますがマザー固有の挙動のようです
専用ツールによる高負荷テストは問題なく通過しました。
CDブートによるMEMTESTも通過。メインボードのコンディション良好です
オーバーホール済みのメインボード・電源ユニットにてWindows Server2003の正常起動を確認しました
注意警告が出ていた外付けHDDのデータを新品HDDに移行し中身を交換します
中身の交換後のHDDのステータスです、エージング済みの新品で健康状態は良好、データ移行も問題なく行われています
ボタン電池を新品に交換致しました。
CPUファンをボールベアリングを搭載した新品に交換致しました
ケース背面ファンもボールベアリング新品に交換致しました
さらにケース前面ファンもボールベアリング新品に交換致しました
HDDをすべて新品に交換しRAID再構築を行います(RAID5)
Windows上にて高負荷テストを実行し冷却能力及びシステムの安定性を確認致しました
負荷テスト時の熱分布に異常はなしです
外付けHDDケースは分解を想定した構造ではないため再組み込み後の固定が不安定だったのでテープで補強しています
写真1番のパソコン正面のメンテナンスホール用仮蓋が外れかかっており内部脱落の危険があったためそのまま外してテープにて穴を塞ぎました