修理実績

三次元測定機操作端末 IBM 6225-2J7の仮想化

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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

【ご依頼者様】愛知県安城市のお客様
【ご依頼内容】IBM 6225-2J7が起動不能になったので、少しでも早く三次元測定機が使用できるようにしたい
【鉄人の修理内容】WindowsXPのHDDを復旧し、仮想化をおこなった上でお客様現場に納入・動作確認を行いました。

磁気情報を解析した結果、論理障害があることを確認しました。

メモリ解析結果、正常でしたが、メモリ部品・メインボードの劣化が確認されました

テスト用磁気情報からOS起動確認しました。

HDDは経年劣化し交換が必要です、92000時間を超えています。自動車で言うと92万キロ!!!に相当します。

メインメモリのエラーが出てますので、交換が必要です。ECCメモリがエラーになるのはかなりレアです。それほど劣化が進んでいるということです。

Windows起動しましたが、フリーズします。

グラフィックボードが経年劣化しております。フリーズの原因はこれかと思います。

仮想化を試しました。何とか起動するようになりました。


仮想化すると、別マシンで動作しますのでOSのライセンス認証が必須となります。

今回は、仮想化をご選択いただいたので、WindowsXPが動作する新品マシンを製作しました。


WindowsXPが動作する産業用PCが完成です。


Windows10内の窓の中にWindowsXPが動作しているのがわかります。これを現場の三次元即敵に接続して動作確認OKでした。これで、お客様は、パソコンの寿命を気にする必要がなくなり、本業に集中していただくことが可能となりました。これがまさに弊社の目指していることです!