森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
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【ご依頼者様】愛知県名古屋市守山区桜坂のお客様
【ご依頼内容】 Precision390(WindowsXP)の修理のための調査
【鉄人の修理内容】再現性確認及び、分解を行っての状況確認・見積提案をいたしました
パソコン正面です
お客様より送付頂いた添付物一式です
パソコン内部です
ご申告のあったとおりメーカーロゴでフリーズする現象を確認しました。
グラフィックボード MTVGA X800XL。かなりレアなモデルで、同機種は海外含めて入手はできないようです。しかしながら、同じチップを使ったボードは入手可能のようです
DAQカード pci-9111 この部品は入手可能です。
PMOVPCIC(X09-PC-506)入手可能です。
CONTEC GP-IB(PCI) No.7126A 入手可能です。
nt512t72u89a0by-37b メモリは512MB×2枚です 互換部品入手可能です。
CDドライブはベルトの消耗でホール部にピンを刺さないと開閉できません、また読み取り自体も少し不安定な印象を受けます
マザーボードは劣化しているためオーバーホールが必要です。とりあえず電解コンデンサの破裂は見当たりません。
cpuはインテルのcore 2 6600です
PCドクターによるクイックテストは通過しました。
高負荷テストも通過しました。しかし、20分だけなのでもっと精密な検査が必要です。
MEMTESTも通過。
電源は平常時には大きな異常がないことを確認しました。
DELL製の電源です。
電源内部です、目視ではコンデンサの破裂は見られませんが、経年劣化しているためオーバーホールが必要です
HDDのクローンを作製してWindows上での動作を確認します
起動前にファイルシステムの整合性を確認したところ特に異常はなしでした
Windows上で専用ツールを使った負荷テストを実行しましたが特に異常はなし
グラボのファンから異音がしているためファンの寿命が来ています。
HDDの健康状態が良好です、使用時間も少ないです
グラフィック関連のエラーログが多いです。
良品電源・良品メモリにて耐久試験を行いました
メインボードの熱は正常です。