修理実績

分析装置のアプリTRAPEZIUM2専用パソコンが起動しなくなり、分析ができなくなった

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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

【ご依頼者様】神奈川県藤沢市片瀬のお客様
【ご依頼内容】分析装置のアプリTRAPEZIUM2専用パソコン(ThinkCentre A52)を起動できるようにしてほしい
【鉄人の修理内容】メインボードコンデンサ破裂・HDD重度物理障害の修復による修理の提案をしました

パソコン正面です。ThinkCentreA52です。家庭用パソコンを産業用途に使用しています・・・

パソコン背面です

パソコン内部です。家庭用なので、熱容量も極めて少なく、電源ユニットの耐久性は全くありません。

HDDはWDの80GBです。 ひとまずクローンを作製しようとしましたが通電すら確認出来ないので深刻な物理障害であることが確定しました

メインボードの動作確認をしました。現時点では動作しております。またこの機種特有の挙動なのかレガシーブート(CD、フロッピーなどからの起動)は出来ないようなのを確認

20分間の高負荷テストは通過しましたが電源周りの挙動に違和感があります

マザーボードはコンデンサが破裂しているのでオーバーホール必須です。近い将来完全に起動しなくなる可能性が高いです。ブルースクリーンはこれが原因です。

電源です。きわめて耐久性が低いものが使用されております。

電源内部です、劣化しているためオーバーホールが必要です

ライザーカード trinidad riser card rev3.1

矢印の電解コンデンサが破裂しています。PC動作不安定の原因となります