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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表
代表取締役社長 : 株式会社ピーシーエキスパート
パソコン修理の鉄人として、千葉県でパソコン修理事業を営んでいます。この道20年、日本全国対応しております!主に産業用PCなど他のパソコン修理屋さんでは困難とされる修理を得意としています。趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!
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パソコンは、使用していると熱を持ちます。最大の熱源は、CPUで演算すればするほど熱が出ます。
そのほかは、電源部分や、HDD、SSD、電池からも熱が出ます。
しかしこれらの熱は適切に冷却されている限りは一般には50度以上になることはありません。
熱くて10秒以上触れないくらいの熱が出ると、これは故障の前兆と言えます。
異常高温の原因
パソコンからは様々な熱がでます。
熱が出るのが当たり前です。 異常高温の原因は、「冷却がうまくできていない」場合がほとんどです。
冷却ファンの故障、冷却機構に埃が詰まって冷却不足になっている場合が考えられます。
ヒートシンクとチップとの熱伝導グリス(シート)の劣化による冷却不足、ヒートシンク脱落による発熱もあり得ます。
稀にリチウムイオン電池からの発煙、発火、異常発熱があるかもしれません。
自分で出来る対処法は?
異常発熱時はすべての冷却機構を確認すべきです。
冷却ファンは回転しているか?冷却機構に埃が詰まっていないか?これを見るだけでたいていは原因特定可能です。
パソコン修理の鉄人で出来ること
まず、サーモグラフィで熱分布を確認します。
そして、上記の通り冷却ファン動作確認、内部清掃をします。
CPUグリスの確認、電源モジュールの確認、電解コンデンサの発熱確認を行います。
そして、ファン部品交換、ヒートシンク清掃、熱伝導グリス、熱伝導シートの交換、電解コンデンサの交換を実施します。