修理実績

1万円以下で作るハイレゾネットワークオーディオプレーヤー!(前編)

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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表

パソコン修理の鉄人として、千葉県でパソコン修理事業を営んでいます。この道20年、日本全国対応しております!主に産業用PCなど他のパソコン修理屋さんでは困難とされる修理を得意としています。趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

本日、柏に本社がある株式会社ゲンキの平和堂でスタッフの辻村氏とオーディオ視聴会をやりました!

名付けて「大人の趣味講座『ハイレゾプレーヤーを作ろう』をやりたい」!

その前に、私のオーディオ歴を簡単に紹介して、ハイレゾを解説します。

私のオーディオ遍歴

私は、中学生の頃にCDの音を聴いて、「ん?最新のはずなのになぜかレコードより音が悪い!」と思ってから、ずっとデジタルオーディオに疑問を抱いておりました。ちなみに、最初に聴いたCDは「ドボルザーク 交響曲第9番 新世界より」でした。。。。恐ろしい中学生ですね!!

なお、小中学生のことに良く聴いていたアナログは「チャイコフスキー 交響曲第6番 悲愴」「ドボルザーク 交響曲第9番 新世界より」「チャイコフスキー 大序曲1812年」でした・・・・小中学生とは思えない選曲ですかね、、

昔聴いていたアナログレコードの音を求め続けて、その間、
カセットデッキ
ウォークマンプロフェッショナル
3ヘッドカセットデッキ
Dorby S(覚えてる人いるのかな??
DAT

を経て、再度アナログにとりつかれて、

スピーカー自作
真空管アンプ自作
デジタルアンプ自作
デジタルアンプ、真空管ハイブリッドアンプ
など、一通りやってきました。

 

CDに欠けていた「何か」とは?

 

いろいろオーディオをいじり倒しましたが、どうしても納得のいく音は得られませんでした・・・・

そうこうしているうちに、スーパーオーディオCDが出てきて、音を聴いたら、鳥肌が立つほどのリアルな音に感動をして、それ以来「ハイレゾ」のとりこになってしまいました。中学生の時に、CDを聴いて感じたあの、「味気無さ、違和感」に対する回答がハイレゾでした。

つまり、CDには、アナログに存在していた、「何か」がそぎ落とされていたのです!!!!

それは、20kHz以上の音でした!

 

CDとハイレゾの違い

CDは1980年代に発明されたデジタルオーディオの先駆けです。かつては音が良いとされていたけど、私はCDを初めて聞いて1秒で音が悪いことを見抜いていました

実は、CDは自然界に存在する音の一部を大幅にカットして録音されているのです。

自然界の音は、上記のような周波数分布をしています。
この音源をもしケータイで聞いたらこんな感じになっているはずです。確かに音が悪いですよね。

 

 

つまり、低音と高音がカットされているのです。

CDにするとどうなるかというと・・・・

 

 

人間の耳が認識できる限界と言われている、20kHz以上の音をカットしているのです!!

 

ハイレゾとは、CDの限界周波数である、20kHz以上の音を再現できます

 

実は、これだけでなく、CDは、音を1秒間に44100回ほどに区切って、65000段階で表現しています。

ケンウッドのサイトから引用すると、

このように、CDの音の波形は実はかくかくしているのです。

ハイレゾとは、CDよりも高解像度で、なめらかな波形である

と言えます。

 

まとめ

私は、小学生の頃はずっとレコード(アナログディスク)を聴いて育ってきて、中学生の時に初めてCDを聴いたときに、1秒聴いただけで、「CDって音が悪いなぁ」と感じました。
時が過ぎて、「ハイレゾオーディオ」が世に出て、やっとあの時の理由を肌で感じることとなりました。

つまり

 

CDは、

20kHz以上の音がカットされている

解像度が悪く、かくかくした波形をしている

ということなのです。

CDの音を超えていることを「ハイレゾリューション」=「ハイレゾ」と呼んでいます