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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
代表取締役社長 : 株式会社日本ピーシーエキスパート
1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

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以前にパソコンの寿命についての記事で説明した通り、パソコンは、たいてい5年もすると寿命に近くなります。
しかし、6,7年落ちのパソコンであれば、まだまだ部品が中古市場に流通しているので容易に保守部品を入手できる場合が多いです。
さらに、OSも6年くらいは使用できるので、このくらいですと「旧型パソコン」とはみなしません。
旧型パソコンの条件?
独断と偏見ですが、「旧型パソコン」は
- メーカー部品保有期限が切れている
- OSのサポートが切れて数年以上経過している
- HDD、CPU,メモリ、拡張ボードなどの主要部品が現在主流のものと全く互換性がなくなっている
こんな条件を満たしているものではないでしょうか?
とくに、3.の部品の互換性が特にポイントになるかと思います。
主記憶装置(HDD、SSD)の互換性
HDDでいうと現在の主流はSATAで、SSDは、M.2などです。PATAや、zifなどは完全に世代が異なります。
メモリの互換性
メインメモリは、RIMM,EDO,SODIMM,DDR1,DDR2,DDR3,DDR4など世代交代たされています。DDR1は非常に入手が困難なので、このあたりから旧型といえそうです。
CPUの互換性
CPUは非常に世代交代が早いのですが、直感的には、CPUの名称が大きく変更になるタイミングから旧型といえそうです。大きくは、386,486,Pentiumシリーズ、Coreシリーズと変化しています。
2017年現在は、Coreシリーズの全身のPentium4以前だと、旧型PCといえそうです。
まとめ
旧型PCとは、大体10年以上昔のパソコンといったところでしょうか。具体的な条件?は上記のようなこととなります。
よくわからない場合は、パソコン修理の鉄人になんでも聞いてください!!