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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
代表取締役社長 : 株式会社日本ピーシーエキスパート
1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

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NASは、Linux系のOSや、Windowsが実は搭載されており、このOSのアップグレードが「ファームウェアアップグレード」に相当します。このアップグレードに失敗すると、OSが起動しなくなり、NASが起動しなくなるわけです。
OSはNASのHDDにインストールしますので、HDDを取り外した状態である程度操作できるNASの場合は、たいていファームの復旧が可能なはずです。
BuffaloのLinkStationやTeraStationの場合は、
http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/15898
有名なQNAPはかなり難しいですが、落ち着いて順を追って作業すればデータも消さずに復旧が可能です。
https://wiki.qnap.com/wiki/Manually_Updating_Firmware
USBにファームデータを入れて、SSHでアクセスして手動でデータを読むというものです。まさに、Linuxそのものですね。
まとめ
NASは、たいていの機種はファームアップグレード失敗することを前提に作られています。ファーム更新失敗=修理 というわけではないので、まずはネットで調べてみてください。たいてい復旧方法があります。間違っても、自分で考えていろいろ試さないこと!データ消えますよ!!!!!
ご自身でやるのがどうも不安ということであれば、パソコン修理の鉄人にお問合せください!