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映画のDVDをパソコンに入れてもDVD再生ができないことがあります。原因としては、
DVDは、「Digital Versatile Disc」の略です。Versatileとは、「多才な」という意味です。Digital Video Discの略だと私も思ってました汗
一般的なDVDは、720x480ピクセルの動画がMP2という圧縮方式により記録されています。記録は、1層式、2層式があり、2層式というのは、DVDが2枚重なって張り付いていると思っていただいてよいです。この分再生時間は1層の倍になります。
DVDを再生するためには、再生ソフトと、コーデックの二種類が必要になります。「再生ソフト」とは、メディアプレーヤや、クイックタイムなどの再生ボタンや、画面表示があるアプリケーションを刺します。このような再生ソフトは、あくまでDVDのデータにアクセスする機能しかついておりません。
音楽、画像、動画などのデジタルデータは、膨大な情報量なので、パソコンで扱う際には、「圧縮」してデータ量を小さくしています。この「圧縮」する方法に、様々な方法があり、この方法を「コーデック」といいます。最も身近なとこでは、画像のコーデックとして、デジカメなどで一般的に使われているJPGや、ホームページなどでよく使われているgifがあります。
これと同様に、動画にも多くのコーデックが存在します。有名なものとしては、MPEG1,MPEG2,MPEG4,H264,DivX,MotionJPEGなどです。
どうしてこんなに多くのコーデックがあるかというと、動画の再生は様々なメーカーが技術開発を行っていたためです。
DVDビデオのコーデックは、MPEG2です。そして、MPEG2のコーデックは、WIndowsXP, Windows8, Windows10には、標準でついていません。Windows7にはなぜか入っていますが。。。。
したがって、Windows7意外の人は、MPEG2のコーデックを自分で入手しないと再生ができないことになります。
DVDビデオは、映画を見るためのメディアなので、例えば、米国で最初に映画が公開されて、DVDも公開された場合、日本での公開がまだされていないときに、米国のDVDを再生してしまうとネタバレしてしまいますよね?そういったことがないように、DVDには、「リージョンコード」という、再生が可能な地域があらかじめ決められている場合があります。パソコンではなく、DVDプレーヤには、この「リージョンコード」を読む機能があり、米国では再生OK,日本では再生NGというDVDだと、日本でのDVDプレーヤーでは再生できないのです。
パソコンの再生ソフトにも、「リージョンコード」を読む機能がありますが、リージョンコードは、たいてい5回まで変更が可能となっています。
DVDビデオは、MPEG2というコーデックが使われていることが多く、再生ソフトがパソコンに入っていても、コーデックが入っていない場合があります。Windows7以外のOSでは、MPEG2コーデックが入っておらず再生ができない場合が結構あります。このような時には、MPEG2のコーデックを自分で入れる必要があります。
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