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パソコン修理の鉄人(達人) > 修理の鉄人実績ブログ > 古いパソコン修理 > 故障したWindows95の業務用PCを汎用PCに移植して修理した事例
【ご依頼者様】埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野のお客様
【ご依頼内容】得点操作盤のWindows95 液晶 白とび
【鉄人の修理内容】汎用PCに移植
タッチパネル一体型の業務用PCです。液晶バックライト、インバーターが劣化し映らなくなりました。正確にはビネガーシンドロームになりました。
背面には、電源ユニットが顔を出しています。
分解して内部の様子を探ります
液晶パネルはかなり古い規格のようで、現存する部品を改造するとかなりの手間がかかりそうで、お客様予算を大幅に超えそうです
フロントパネルを外してみます
液晶パネルを取り出します。
液晶パネルは完全に加水分解しています。いわゆるビネガーシンドロームです。こうなると修理は不可能です。;
ビネガーシンドロームと呼ばれ化学変化で御酢の匂いが強烈に出る為ビニール袋でカバーします
本体を分解しました。使用されてる部品や構成を確認します。
マザーボードです。同じものは入手不可能です。
i486DX4 と年代物です。
Quantum製のHDDです。容量は640MBです。これは新品交換可能な部品です
拡張ボードその1です。通信用です。コンテックの汎用部品です
これは、RS232Cの増設ボードです
拡張ボードその3です。グラフックボードです。映像出力とタッチペンを制御しています。
メモリーです。これは汎用品なので、交換可能です。
移行用マザーボードで仮組テスト中です。
メモリー検査中。問題なしです
オリジナルと同じように、COMポートは2つあります。
Windows 95 の起動を確認しました。
拡張ボードを取り付けました。
デバイスマネージャー(1/3)です。
デバイスマネージャー(2/3)です。
デバイスマネージャー(3/3)です。 エラー項目はありません。
筐体にマザーボード各種パーツを組み込みました。アプリの動作を確認します
フロッピーの読み書きテストをしました。良好です。
アプリケーションの起動を確認しました。これで通信ができれば完了です
内部配線をタイラップ固定し、本組をします。
スクウェアモニターとPS2キーボードマウス 通信インターフェースを移植したPC本体が完成しました。通信ができれば完了です。
※その他メーカーも修理可能ですので、ご不明な点はお気軽にご相談下さい。
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下記よりご確認頂けます。
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