修理実績

経年劣化したDell Optiplex380の延命見積・データ復旧

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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

【ご依頼者様】福岡県大牟田市新開町のお客様
【ご依頼内容】Optiplex380の修理・データ復旧
【鉄人の修理内容】データ復旧

起動しませんので内部を調査します。アルミ電解コンデンサの破裂はありません。

内蔵HDDを取り外しました。磁気情報破損が確認されました。HDD自体も経年劣化しております。交換必須になります。

BIOS表示を確認しましたが、各部位が経年劣化しておりますのでいつ故障してもおかしくない状況です。

USBデバイスブート確認 メモリーテスト起動確認

マザーボード表面温度測定。異常発熱はありませんが、経年劣化の為O/Hしたほうが良いです。

専用小型電源ユニットを取り出しました。

電源ユニット内部の状態を目視で確認。経年劣化しております。いつ故障してもおかしくない状況です。

複製を作り動作検証します。

ファイルシステムに不具合があるようです。磁気情報を解析修復等を実施します。

XPが起動しましたが、今後長く使用する場合は、メインボード・電源ユニットをオーバーホールしたほうが良いとお客様にアドバイスしたところ、このパソコンでないといけないわけではないとのことなので、新品PCを購入することをお勧めし、HDDのデータのみを納品いたしました。