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操作はとても簡単なので、「故障かな…?」と思ったら、すぐにチェックしてみましょう!
パソコン修理の鉄人(達人) > 修理の鉄人実績ブログ > 古いパソコン修理 > リガクX線回析装置制御用PC(HP Vectra VLi8SF, WindowsNT)が起動しなくなり研究がストップ!
【ご依頼者様】兵庫県姫路市のお客様
【ご依頼内容】Vectra VLi8SFの修理・延命
【鉄人の修理内容】電源ユニット修理+他部位消耗品交換・オーバーホール
「パソコン前面」の状態です。特に大きな傷・汚れ等はありません。
「パソコン裏面」です。大きな傷やネジ抜けなどは無い様です。
起動しなくなったPC 分解調査します
電源定格電圧出力無し 電源ユニットの故障が判明しました。
専用プログラムが記録された最も重要な部品がHDDです。この部品はかなり古くいつ故障してもおかしくない状態なので新品交換します。
しかしながら新品で同じものは入手不可能なので、現行品を小容量にデチューンしてPCに認識させます。
フロッピードライブとHDDが抱き合わせで取りついています。今では考えられない取り付け方です!
業務用のディプリケータでHDD状態を確認しました。今のところ正常動作しています。
レガシーなHDDで経年劣化は否めません 産業用ストレージへの交換方針です
部品交換の為電源ユニットを全分解します
検査用電源を使用してマザーボードに通電検査実施しました。
吸いだした磁気情報を検査ストレージに転送してOS起動実験を行います。
BIOS起動しいくつかのエラー表示しております。
メインボードのPOST起動
CMOSがリセットされたため時計のエラーであることが判明すぐに修復します
BIOSでデバイス情報を確認
WindowsNTの選択画面です。ここまではOKです
NT起動画面 第一クローンでは起動失敗
オリジナルの磁気情報から検査用に3台同じストレージを作成し起動検査をトライアンドエラーを試行します
起動修復したストレージでNT起動画面が表示されました。
無事ログインに成功しました
おそらく利用しているアプリ起動画面 おそらく外部と通信するためこれ以上の検査は実施できません
写真左の通信ボード 写真右が尤も需要なCPUメインボード 多数のコンデンサが使用されていますが経年劣化が避けられない部品の為高信頼の日本製コンデンサ部品へ全交換オーバーホールします
CPUボードに電源供給するライザカード インターフェーススロットは接点復活洗浄
電源とメインボードのコンデンサ部品を交換後にエージングを兼ねて連続稼働 以上発熱が無いかサーモグラフィーカメラで検査 異常な発熱はありません
産業用ストレージのSSD 稼働部品が無く連続稼働にも耐える高信頼製品です
元HDDと同じ場所にマウントプレートを持ちいて固定
前面パネルを装着して起動検査
フロッピードライブ読み書きフォーマット検査正常
修理済電源ユニットと修理済メインボードにCPUやメモリCPUファンCDDFDDをマウントし採取検査を実施 問題なく起動正常です
※その他メーカーも修理可能ですので、ご不明な点はお気軽にご相談下さい。
ラジオCM絶賛放送中
下記よりご確認頂けます。
ラジオCM01
ラジオCM02
ラジオCM03