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操作はとても簡単なので、「故障かな…?」と思ったら、すぐにチェックしてみましょう!
パソコン修理の鉄人(達人) > 修理の鉄人実績ブログ > 産業用PC修理 > 三次元測定機の制御用FAPC(Hitachi HJ-4030)のBIOS不具合
【ご依頼者様】埼玉県新座市のお客様
【ご依頼内容】三次元測定機用のFAPC(HJ-4030-NOSJA)が起動しなくなった。三次元測定機が使用できるようにしたい
【鉄人の修理内容】メインボード故障により、海外からメインボードを調達してHDDを産業用新品に交換する提案をいたしました。
パソコン正面です
パソコン背面です。日立の産業用PCは非常に頑丈なつくりになっています。
パソコン内部です。電源は産業用電源(ニプロン)、一応DOS/Vパソコンではありますが汎用品が使用されておらずほぼすべてが日立のオリジナル部品です。
データの安全確保のために本体内蔵のHDDの磁気情報をクローン化し、同じHDDを作製します
電源は高耐久のニプロン製です。
電圧は正常に出ていることを確認しました。さすがニプロンです。安定しています。
ご申告のあった通りbios画面が立ち上がりません、キーボードの操作自体は途中までは入力するとビープ音が鳴ることから受け付けているようですがこの画面の段階で入力ビープ音もならなくなります
バックアップ用のHDDのクローンも作成しましたが状態が良くないのか作成には難航、クローン自体は作成できたものの内部データの状態とオリジナルHDDの状態は良くないと思われます
BIOS初期化画面でこれ以上進んでいません。内蔵機器のチェックでエラーが出ているか、応答が返ってきていない感じです。
最小構成にしてPOSTコード確認します
この番号でとまっています。異常割込の可能性があります。
温度分布は問題ないようです
全分解します。
基板を取り出して、基板解析します。基板上は特に問題は見つかりません。
解析結果、こちらのBIOS ROM内部データの破損の可能性があります。
※その他メーカーも修理可能ですので、ご不明な点はお気軽にご相談下さい。
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下記よりご確認頂けます。
ラジオCM01
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