森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表
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【ご依頼者様】茨城県つくば市のお客様
【ご依頼内容】OptiplexGX200の修理・延命
【鉄人の修理内容】島津製作所社製 X線透視装置の制御用PCの延命・仮想化検討
Dellの超入手困難機種GX200です。
背面の写真ですが、インターフェースボードが入っておりません。RS-232C及び、RJ-45のみ使用しているので、仮想化が可能場場合が多いです!
キーボード・マウスは古すぎて黄ばんでます、、
WindowsNT4.0がインストールされております。個人的にこのOSは最高に好きです!!!メモリが32MBあれば超サクサク動き、動作もかなり安定しています。
内部の様子です。このころのマザーボードはCPU以外の熱源はほぼないといってよいでしょう。
起動確認しました。この画面は今でも通用するデザインかなって思います。
内部ストレージは、以前弊社でインストールした、SLCタイプのCFカードおよび、念のための放熱のための銅版がついています。
オリジナルストレージから磁気情報を抽出しました。問題なく抽出成功です。
左のCFカードから、SLCタイプのPATAのSSDにデータをクローン化します
磁気情報コピーに成功しました
クローンにてWindowsNT、アプリの起動成功しました。はっきり言って、Windows10と区別つきません。メモリはなんと32GBと1/500でサクサク動いているのです!!
予備HDDが完成しました。こちらを装着すれば正常動作いたします
今回は、お客様へのご提案のために、仮想化実験をしました。Windows10のノートPC内で問題なくWindowsNTが動くようになりました!
仮想環境にあったドライバをインストールすることにより、アプリ動作ができそうです。
今回は、仮想環境ではなく、バックアップPC=ミラーPCの製作です。バックアップマシンとして、Dell GX110を選定しました
HDDクローンを装着しました。
GX110はGX200より入手がしやすいです。GX200はもはや、世界中探してもなかなか入手ができない超レアマシンとなってしまいました。
正常にWindowsが立ち上がりました
アプリも動作OKです。バックアップ用として使用できそうです