修理実績

WindowsXP稼働の旧型パソコン(FUJITSU FMVCX610 XDA002)の修理をしました!

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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表

パソコン修理の鉄人として、千葉県でパソコン修理事業を営んでいます。この道20年、日本全国対応しております!主に産業用PCなど他のパソコン修理屋さんでは困難とされる修理を得意としています。趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

 【ご依頼者様】神奈川県厚木市金田のお客様
【ご依頼内容】FMVCX610 XDA002の旧型パソコンが起動しなくなった
【鉄人の修理内容】HDD交換、簡易オーバーホール、メインボードコンデンサー交換、電源コンデンサ交換

「パソコン本体」特に大きな傷・汚れ等は確認できません。

電源をいれてもランプが点灯しませんでした

パソコン内部の状態を確認します。

長年の汚れや CPU周囲のコンデンサーが液漏れを起こしています。CPU周辺の電解コンデンサの液漏れはとても多いです。CPUの熱が悪影響を与えているかもしれません。もちろん、このコンデンサーは日本製の高性能なタイプに交換します。

電源コネクター周囲は特に問題ないようです。

良品の電源ユニットにて起動を試みます。

CPUは回転しましたが、・・

モニター出力はされていないようです。

電源ユニットの内部の状態を確認します。埃がすごいです!

長年の汚れや コンデンサーに異常があります。コンデンサも液漏れしています。

マザーボードを取り出し、CPUファンも取り出して電解コンデンサーを新品交換します。

日本製超低ESRのコンデンサに交換しました(青い印)交換したコンデンサは容量・電圧、極性をすべて二重チェックを行い、マーカーを付けます。

電源のコンデンサも交換します(写真撮るの忘れました・・・・)

 

交換したコンデンサーはこのくらいです!!!

パラレルポートにはドングルが刺されていました。これをポートに刺さないと、アプリケーションが使用できない仕組みです。

電源内部ファンから騒音大の為ファン部品交換します(この写真にも交換したコンデンサが写ってました!!、青い印)

オーバーホール後に組み込みます。

HDDも新HDDにクローン化して交換換装します

見事に起動するようになりました!(エラーはドングル刺さっていないのが原因)

パラレルインターフェースにドングル装着しました

本組みして起動確認します。

起動と同時にスタートアップ設定している運用ソフトが起動します 。
この後、最終検査して問題なければ完了です

CDドライブ読取り正常であることが確認されました。

パソコン修理の鉄人は、このような古いパソコンもあきらめずに修理します!!!!