森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表
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パソコンが壊れた!純正パーツとそれ以外、どちらを使う?
パソコンが壊れてしまい、部品の交換が必要になってしまったという場合、同じパソコンメーカーの部品(純正パーツ)を新しいものに取り替える方法と、互換性のある他社製の部品と取り替える方法があります。純正パーツと他社パーツでは何か違いがあるのでしょうか?それぞれの特徴やメリットをご紹介しましょう。
純正パーツを利用するメリット
メーカーから出ている純正パーツを使って部品を交換するメリットは、何と言っても保証されるという点です。例えば交換するために購入した純正パーツが、取り付け後、すぐに壊れてしまった場合にも、そのパーツ自体に保証が付いています。期間内であればメーカーが無料でまた新しいパーツに交換してくれるため安心です。
他社のパーツを利用するメリット
他社のパーツを利用するメリットとしては、やはり価格の安さが一番だと言えます。純正パーツはどの部品であっても他社のパーツと比べるとかなり高くなっています。その点、他社のパーツで互換性さえあれば、安く買えて同等のパフォーマンスを得られる可能性があるのです。しかし、他社のパーツを利用するのには様々なトラブルも付き物と言えます。
高価でも純正パーツを選択しましょう
パソコンの部品交換は、たとえ価格が安くても純正パーツを選ぶことをおすすめします。その理由は、他社のパーツを利用するとパソコン自体が故障する恐れが出てきてしまうからです。他社のパーツは様々な機種と互換性が合わせられるように作られている場合が多いですが、なかには互換性がなく、うまく動作しない機種もあります。そうと気づかないまま他社のパーツを使ってしまうと、パーツだけではなく本体も不具合を起こしてしまう可能性があるのです。そうなってしまっては、部品をまた買い直すか、本体自体を新しく買い替えなくてはならなくなるかもしれません。せっかく安く買ったはずなのに何倍もお金がかかってしまうのです。こうしたリスクを回避するためにも、多少高くても純正パーツを選んだ方が良いと言えるでしょう。
リスクマネジメントをとるなら純正パーツ
他社のパーツは格安なのでついそちらを選んでしまいがちですが、万が一互換性がないものを間違えて買ってしまった、互換性があると思って取り付けたら不具合を起こしてしまったという状況になってしまうリスクも発生してしまいます。もしもそのパソコンに大切なデータが残っていた場合、壊れてしまってデータが取り出せなくなってしまうということもあります。このようなリスクマネジメントの部分でとるなら純正パーツを、それでも安い方が良いなら他社のパーツを選ぶと良いでしょう。特に純正パーツと社外品の価格差が2~3割程度であれば、純正パーツを最初から選んでおくことをおすすめします。