修理実績

パソコンに差し込んだUSBが反応しない場合の対処法

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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表

パソコン修理の鉄人として、千葉県松戸でパソコン修理事業を営んでいます。この道15年、日本全国対応しております!主に産業用PCなど他のパソコン修理屋さんでは困難とされる修理を得意としています。趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

データの保存や携帯でよく使われているUSBメモリですが、データを見ようとしてパソコンに差し込んだのに、全く反応しないというトラブルを経験した人も多いでしょう。万が一の場合でも困らないように、ここではUSBメモリが反応しない場合の対処法をお教えします。

電力不足やUSBポートの劣化、故障が原因の場合

パソコンの背面や側面には、USBメモリを接続するための差し込み口、USBポートはいくつか備わっています。USBポートに接続しても、パソコンが反応しなかったり、USBメモリ内蔵のランプが消えたりしていたら電力不足に陥っている可能性があります。USBポートは接続されている端子から供給される電力のみで可動するため、複数あるUSBポートに他の機器が接続されていると電力が不足してしまうことがあります。
まずは、USBポートに接続されている他の機器を外してみましょう。それでも反応しない場合は、USBポートが長期間もしくは頻繁の使用により劣化や故障している場合もあるため、他のUSBポートを差し直してみて下さい。

パソコンがUSBメモリを認識しない場合

USBメモリをパソコンに接続して内蔵ランプも点灯しているのに、マイコンピューターに表示されないこともあります。普通ならUSBメモリが接続されれば、自動的にドライバがUSBメモリを認識しますが、正しくドライブがインストールされていないためと、全く反応しません。復旧にはドライバ削除と再インストールが必要です。
手順としてはまず「スタート」から「コントロールパネル」ボタンを押して、「デバイスマネージャー」の起動させます。そして「ユニバーサルシリアルバスコントローラーの画面に開いて、はてななどの記号で表示されたインストールに失敗したドライバを削除します。その後、USBメモリを接続し直してみて下さい。

USBメモリ内のデータが表示できない場合

USBメモリが認識されても、「フォーマットしますか?」などのメッセージが表示されて、中のデータが開けない場合があります。これは、USBメモリ内のパーティションやファイルシステムが正しく認識できていないことが原因として考えられます。フォーマットは、USBメモリを初期化することですが、全部ではないですが一部データが消失する可能性があります。USBメモリを使うには、一度フォーマットしてから消えたデータは修理業者に依頼して改めて復元するという方法をとるしかないでしょう。
USBメモリは簡単にデータの受け渡し、持ち運びができてとても便利です。しかし、トラブルが起こりやすい記憶媒体であるというのも否めないので、対処法を覚えておくとよいでしょう。ただ、本当に大事なデータは別にバックアップをとっておくことをおすすめします。

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