生産設備の制御用PC(IBM NetVista Type6290)の修理延命作業 | パソコン修理の鉄人(達人)

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古いパソコン修理
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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)日本ピーシーエキスパート代表

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております!趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

【ご依頼者様】三重県伊賀市のお客様
【ご依頼内容】NetVista Type6290の修理・延命
【鉄人の修理内容】メインボードアルミ電解コンデンサ破裂からの修理、電源ユニットオーバーホール、HDDを産業用SSDに交換+磁気情報すべてコピーを行い、修理延命を行いました。


「パソコン前面」の状態です。特に大きな傷・汚れ等はありません。



「パソコン裏面」です。大きな傷やネジ抜けなどは無い様です。







状態検査実施 電源ランプ点灯



POST起動から運用OS起動確認。一応起動は確認しました。お客様ご申告のフリーズ現象、不安定挙動はすぐには確認できないと思いますので、先行して調査を開始します



CPU付近のアルミ電解コンデンサが破裂しております。十中八九不安定挙動の原因はこのコンデンサ破裂です。



メインボード上の複数コンデンサが破裂膨張しています このような状況ですと、予期しない挙動を示すよう担います。



HDDを取り出して、コンディションを確認します

SCSIインターフェースボードは、正常品であることを前提とします



電源ユニットを分解して、アルミ電解コンデンサの破裂がないかを目視します



メインボード同様多数のコンデンサ部品が使われています。膨張は目視できませんが経年劣化は起こっています。



オーバーホールを行います。



アプリ起動画面1です。



アプリ起動画面2です。



オーバーホール後の電源ユニットです。



オーバーホール後のマザーボードです。電解コンデンサを交換しました



ストレージを産業用のものに交換します。



仮組の状態で動作検証をします



表面温度測定し、正常動作しているかどうか確認しました。特に問題が無いようです



本組、Windowsの起動を確認しました。また、48時間の稼働テストを行い、不安定な挙動がないことも確認した上で納品です。

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