修理実績

HDDの寿命と、寿命が近いと現れる症状についてご紹介します

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森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表

パソコン修理の鉄人として、千葉県松戸でパソコン修理事業を営んでいます。この道15年、日本全国対応しております!主に産業用PCなど他のパソコン修理屋さんでは困難とされる修理を得意としています。趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です!!

HDDの寿命はどのくらい?

使い方にもよりますが、一般的にHDDの寿命は1万時間です。大きい単位なのでどのくらい持つのかイメージしづらいですが、毎日8時間パソコンを使用した場合、約3~4年で寿命を迎えることになります。多くのパソコンメーカーが4年前後に補償期間を設けているのは、このHDDの寿命を想定しているためです。もちろん、寿命の期間はあくまでも目安であるため、1日の使用回数が少なければ、HDDの寿命は長いですし、常に電源が入っている状態であれば、1年で寿命を迎える可能性はあります。つまり、HDDの耐用年数はパソコンの使い方で変わってくるので、使用しない時はバッテリーを落とすなど工夫する必要があるでしょう。また、HDDは熱や衝撃に弱いため、暖房が利き過ぎる環境や、持ち運びが多いことで、寿命を縮めてしまう可能性もあります。

HDDの寿命が近づくと現れる症状

HDDの寿命は4つの症状から判断することが可能です。まず1つ目の症状は、データの破損や消失が頻繁になることです。データはHDD内に保存されるため、ファイルの破損や消失が増えた場合、寿命が近付いている場合があります。トラブルを防ぐためには、こまめにバックアップを取ることが望ましいです。2つ目はパソコンやソフトなどの起動、データの読み込み、ネット接続などの動作が遅くなっていることです。古いHDDは処理スピードが遅いので、以前より遅いと感じた場合は寿命が近いと考えられます。3つ目は、フリーズやコマンドエラーが頻繁に起こるという症状です。HDDの寿命とは直接関係性はありませんが、このような状態が多発するとHDDの損傷や寿命が疑われるので、見逃さないようにしましょう。4つ目はパソコンから異音や臭い、熱の発生です。HDDが古くなると、パソコン内部から異音や焦げ臭いにおい、熱を感じることがあります。特に臭いと異常な熱が発生している場合は注意しましょう。HDDの動作状態は診断ソフトを使用するとHDDの異常を把握でき、寿命までの残存期間を推測できるため、定期的に確認するのがおすすめです。

完全な寿命を迎える前にHDDを交換

HDDの寿命が近いかもと思ったら、完全に寿命を迎える前に交換することが最大の対処です。交換後に以前保存していたデータを移行できるように、必要なデータは外付けHDDなどに必ずバックアップをとっておきましょう。
もしくは、HDD復旧サービスなどを活用してください。場合によっては、寿命を迎えた後でもデータ復旧ができる場合もあるので、心配なら復旧サービスの利用がおすすめです。HDDの寿命は1万時間と言われていますが、使い方次第で耐用年数は異なります。故障や寿命によってデータは消えてしまうので、寿命をチェックしつつ、大切なデータはしっかりバックアップをとりましょう。

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