森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表
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- 2019年8月29日発売の日経新聞に掲載されました - 2019年9月3日
- 2019年8月5日に文化放送「くにまるジャパン」に出演しました - 2019年8月13日
- 2019年7月2日発売のスポーツニッポンに掲載されました - 2019年7月12日
- 2019年5月23日にTBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」に出演しました - 2019年5月30日
- 2019年4月18日に情報誌「健康ジャーナル」に掲載されました - 2019年5月28日
ファイル保存が少ないなら128GBで十分
128GBはSSDで一番容量が少なく、価格もリーズナブルなタイプです。手軽に購入できるので、初めてSSDを交換する方でも手が出しやすいでしょう。しかし、容量が少ないので、半分はOSで容量を占めていることも多く、定期的に保存しているファイルを削除しないと、容量不足になる可能性があります。ただし、テキストファイルなど最低限のファイルやソフトのみ使う方には十分な容量です。用途が限られている場合は問題になることも少ないですが、容量不足に陥らないように、定期的なメンテナンスはしっかりと行ってください。
動画やゲームを楽しみたい方は残容量を気にせず使える512GB
ハイビジョン動画などはデータ容量がとても大きく、SSDの容量が小さいと読み書きの速度が低下していまします。容量の大きい写真や画像、動画ファイルなども容量を気にすることなく保存することが可能です。また、オンラインゲームやPCソフトなどはデータが大きいので、低スペックのパソコンだと起動が遅かったり、使っていてもフリーズしたりする場合があります。しかし、大容量のSSDであれば、起動時間も短縮でき、セキュリティソフトのスキャンなども速いので、快適にパソコンを使う上では最高の容量でしょう。ただし、容量が大きいほど高額となり、用途によっては容量が大きすぎると感じる場合があります。
256GBは価格も容量もバランスが良くておすすめ
256GBのSSDは容量も価格もバランスが取れているので、最もおすすめできる容量です。写真や動画ファイルも残容量を気にすることなく大量に保存することができます。価格も128GBのSSDと大きな差はなく、使い勝手の良いSSDの容量です。もし、容量に不安がある場合は、HDDも一緒に搭載したデュアルドライブがおすすめです。普段からあまり使用しないプログラムやファイルはHDDに保存し、よく使用するプログラムや大容量ファイルはSSDに保存すると使い分けることで、SSDの容量を節約することが出来、容量不足に陥るリスクも減るでしょう。
使用用途と価格を考慮して容量を選びましょう
パソコンを快適に使うためには、高パフォーマンスの状態が望ましいので、高速処理を求める場合はSSDも容量が大きいものを選ぶのが基本です。しかし、容量が大きなものはその分価格も上がるため、用途に合わせて選択しないと、後悔するケースも少なくありません。容量と値段のバランスを考えるのであれば、SSDの容量は256GBがおすすめです。それでも容量オーバーが不安な方は、デュアルドライブを選ぶといった工夫をすると安心です。