森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表
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ハードディスクという言葉を耳にしたことがある人がほとんどだと思いますが、「HDD」という文字もよく見ますよね。HDDはHard Disk Driveの略ですが、ハードディスクとハードディスクドライブはどう違うのでしょうか。
ハードディスクとは?
一般的に「ハードディスク」というと「HDD(ハードディスクドライブ)」と同義語で使われ補助記憶装置のことを指します。ハードディスクとは単に記憶するだけの装置のことで、ハードディスクとドライブがひとつになっているものを「ハードディスクドライブ」と言います。「ドライブ」とは記憶媒体を読み書きする装置のことを言います。この「ハードディスクドライブ」が省略され「ハードディスク」と呼ばれていることが多いようです。
ハードディスクはパソコンには必ず搭載されており、OSであるWindowsやあらゆるファイルなどが保存されています。ハードディスクが故障してしまうと、OSは正常に機能しなくなります。
ハードディスクの容量を表す単位や大きさ
ハードディスクの容量の表す単位は、次のように表します。
- MB(メガバイト)
- GB(ギガバイト)
- TB(テラバイト)
ハードディスクの単位はMB>GB>TBの順で大きくなり、1024MBで1GB、1024GBで1TBになります。数字が多ければ多いほど多くのデータを保存することができます。
回転数
HDDの中のディスクが1分間で何回転するのかというHDDの読み書きの速度を表す単位として、rpm(Revolution Per Minute)を使います。この数字が大きいほどディスクは早く回転することができ、短時間でより多くのデータを読み書きすることができます。結果的に回転数が多いほど、サクサク動き快適にパソコンで作業することが可能になります。たとえば7200rpmであれば1分間に7200回転することになります。
HDDの大きさは3.5インチ、2.5インチ、1.8インチがあります。接続タイプはIDE接続、SATA接続などがあります。交換したりする際には確認しておきましょう。
HDD(ハードディスクドライブ)の特徴
HDDはディスクが回転し時期を用いて情報を記憶したり、読み書きを行ったりする装置です。メモリは一時的にデータを保存しますが、HDDは長期的に大容量のデータを保存することが可能です。ハードディスクにデータを保存しておけば、パソコンの電源を落としてもデータが消えることはありません。
データを保存する装置にはHDDとSSDなどがありますが、SSDに比べるとHDDは価格が安く、SSDよりも大容量のデータを保存することができます。デメリットとしては作動音があることや熱をもってしまう、重量が重いなどが挙げられます。容量が大きいほど値段が高くなります。動画などをたくさん保存する人はHDDの容量が小さいとすぐにいっぱいになってしまいます。自分の用途に合った容量のHDDを選ぶようにしましょう。