森田起也@パソコン修理の鉄人・(株)PCエキスパート代表
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パソコンやタブレットなどでインターネットを利用する際、セキュリティは万全にしておかなくてはなりません。最近ではLANケーブルを使用せず、自宅のどこでも気軽にインターネットを楽しめる無線LANを利用する人も多くなっており、さらにセキュリティ対策が必要となっています。被害にあわないために行っておきたい、自宅用無線LANのセキュリティ対策をご紹介しましょう。
自宅用無線LANのメリットとは?
不正アクセスの危険性があるのならば、無線LANを使わなければ良いのでは?との意見があがりそうですが、実は自宅用無線LANはかなりメリットが大きいのです。人それぞれメリットが大きいと感じる点はさまざまなので、一例をあげておくと、ケーブルがいらないので機器周辺がすっきりしパソコンなどの移動も簡単。他にはスマートフォンの速度制限も心配なしです。動画やネットゲームを楽しむ機会が多い人には大きなメリットでしょう。またプリンタの共用ができるという便利さもあります。
不正アクセスによるあらゆる手口
自宅でwi-fiを利用する際には、使う機器ごとにパスワードの設定が必要になります。パスワードが設定されていれば安心かといえばそうとは限りません。そのため、無線の電波が届く範囲であれば見知らぬ誰かに不正アクセスされてしまう危険性があるのです。
不正アクセスの手口のひとつに「ウォールドライビング」があります。これは、車に乗って動き回りながらセキュリティが手薄になっている無線ネットワークを探知して悪用する方法です。他にも、通信内容傍受や迷惑メールの踏み台などといった悪用の方法もあるので、セキュリティを万全にして自宅用無線LANを利用しなくてはなりません。
とっておきたいセキュリティ対策
無線LANのパスワードが短いと突破されやすくなるので、できるだけ長く覚えていられるものを設定しましょう。記号・英字・数字を混ぜるとさらに複雑になります。そして接続可能な機器を制限するために、LAN接続に使う機器のMACアドレスを登録しておいてその他の接続は許可しないとするのです。
それから、インターネット上の決済でクレジットカードを使うような場面ではSSLの利用があるかどうかを確認してから行いましょう。見分け方は、そのサイトアドレスのところに鍵のマークが表示されているか、「https」で始まるアドレスになっていればSSLが利用されていると言えます。
そして暗号化方式もセキュリティを高くする手段のひとつで、より確かなセキュリティのもとインターネットを利用するには、暗号化方式を「WPA2」に設定しましょう。不正アクセスの手法は次々と新しくなっているので、古い暗号化方式ではすぐに突破されてしまうのです。
パソコンやスマートフォンなどを快適に使うために、自宅用無線LANは非常に便利ですが、不正アクセスの危険性があることも確かです。被害にあわないためにも対策は複数行って、より安全で快適なインターネット活用を行いましょう。
楽しいインターネットはトラブルと隣り合わせ。もしものトラブル時はパソコン修理の鉄人にお任せください。
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