SONY VAIO VPCJ117FJ液晶一体型PCの液晶交換 | パソコン修理の鉄人（達人）

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

森田起也＠パソコン修理の鉄人・（株）日本ピーシーエキスパート代表

代表取締役社長 ： 株式会社日本ピーシーエキスパート

1995年シリコンバレーでパソコンと出会い、プラント制御、カーナビの開発・設計を経て2003年に独立。産業用PC修理延命事業を開始。現在はパソコン修理の鉄人として、千葉県柏市にて、日本全国の生産現場の旧型PC修理・延命を行っております！趣味はトライアスロンでそっちでも鉄人です！！

最新記事 by 森田起也＠パソコン修理の鉄人・（株）日本ピーシーエキスパート代表 (全て見る)

• 測定器用の旧型PC(Windows3.1)の修理延命事例 - 2024年4月19日
• 制御装置に接続したDellのパソコン（WindowsVISTA)の修理延命事例 - 2024年4月17日
• 設備制御用WindowsNT4.0端末 HDD物理障害の復旧事例 - 2024年4月12日
• 三菱製のWindowsNTワークステーション磁気情報・WindowsNTシステム復旧事例 - 2024年4月4日
• 故障したWindows95の業務用PCを汎用PCに移植して修理した事例 - 2024年4月3日

【ご依頼主】埼玉県川口市 F様
【ご相談内容】ディスプレイのスイッチを入れるとすぐ点くがすぐ消えてしまう
【鉄人の修理内容】液晶パネルの交換
【費用】税別50,000円程度

ディスプレーが一瞬つくがすぐに消灯してしまうとのことですが、これは、結構難しく、

• 液晶パネルの故障
• インバーターの故障
• メインボードの故障
• これらの複合原因

が考えられます。

今回のケースは、液晶パネルの故障であることがわかり、早速液晶部品を中国から取り寄せました。

まず、分解です。パネルを外します。液晶一体型パソコン特に、SONYの製品は、とにかく分解が大変なんです。そして、傷をつけてはいけないので慎重に作業を行います。
こういうパソコンは、内部に爪があって、ここでがっちり止まっており、かなり力任せに「バキッ」ってやらないと分解できないことが多々あります。非常に神経を使います。。。。

 何とか無事分解ができたら、液晶パネルを取り出し、液晶の詳細な型番を確認し、中国から取り寄せます。中国からの液晶は、当たり外れがかなりあります。そして、納期も非常にいい加減です。
修理屋泣かせですね。

無事、部品が届いても、中国の部品は信用ならないので、念入りにチェックを行います。テストパターンを表示し、ドット抜けや、初期不良をここであらかじめはじきます。
このようなテレビのような、液晶一体型パソコンは、そのほか、ファンが故障することが意外に多いです。あとは、電源モジュールが特殊で故障時には汎用部品が取り付けられないのも痛いです。

新品液晶をPCに組み込み、正常に動作することを確認しました。もちろん、作業中は、HDDを取り出して、HDDの磁気複製を作成し、お客様の大切なデータを絶対に消さないように万全の体制で作業を行っております。

念入りに動作チェックを行い、納品となります。

弊社では、液晶パネルの交換を行っており、コストダウンのため中古品を使うことなど柔軟に対応しております。詳細はお問い合わせフォームからお気軽にお問合せください！

お客様の声をもっと見る ＞

※その他メーカーも修理可能ですので、ご不明な点はお気軽にご相談下さい。